ONE DAY JAPAN 株式会社ワンデイジャパン

AI活用 / 仕事のまかせかた

研修講師の会社の仕事の多くは、いまAIが回している。毎朝7時に何が起きているか

私は技術者ではありません。プログラムは書けません。それでも、株式会社ワンデイジャパンの仕事の多くは、いまAIが回しています。「AI活用研修」をやっている人間が、自分の会社でどう使っているのか。実物を書きます。

毎朝7時に起きていること

朝7時、私がまだ起きたばかりの時間に、AIが仕事を始めます。前日のメールを読み、研修の日程や人数の変更があれば、カレンダーの予定を直します。研修の申込があれば、返信の下書きを作ります。私は起きてから、その下書きを読んで、送信ボタンを押すだけです。

研修の前日には、その会社との過去のやりとり、前回の研修を終えたあとに私が自分で吹き込んだ振り返りのメモ、受講者の名簿を、1本の音声にまとめて届けてくれます。私は新幹線の中でそれを聞いて、教室に入ります。

月末には、請求書の下書きができています。交通費は、領収書の写真から拾ってあります。私は確認して、出すだけです。

「わける・まかせる・たしかめる」

こう書くと、何か特別な仕組みを作ったように聞こえるかもしれません。違います。やったのは、仕事を小さくわけて、AIにまかせる所と私が決める所を切り分けて、AIの答えのどこを人が見るかを決めただけです。

たとえば請求書なら、カレンダーから登壇日を拾う(AIがやる)、単価をかけて明細にする(AIがやる)、最後に金額と宛先を目で確かめる(私がやる)。この最後の「たしかめる」を決めてあるから、安心してまかせ続けられます。

正直に言うと

最初から回っていたわけではありません。1年前は、私が毎回AIに長い指示を打っていました。同じことを何度も打つのが面倒になって、指示を1枚の手順書にして覚えさせたら、次から「今週の分、お願い」で動くようになった。それの繰り返しです。

いまも、週に何度かは「それは違う」と直しています。でも、直した分は次から直っている。人に教えるのと同じです。

なぜこれを研修で教えているか

17年、私は企業で「仕事を筋道立ててわける」ことを教えてきました。ロジカルシンキング、課題解決と呼ばれる中身です。AIに仕事をまかせるときに要るのは、まさにこの力でした。AIの知識ではなく、自分の仕事を分解する力。

だから私は、AIの研修で「使い方」を教えません。「まかせかた」を教えます。皆さんの仕事を聞いて、AIに渡せる形に翻訳する係です。新しいシステムを買う話ではありません。もうお支払いのAIを、仕事で使えるようにする話です。

翌日から一つ、何かをAIにまかせたい方は、まず自分の仕事を「調べる・整理する・作る・確認する」の4つに分けてみてください。そのどれかに、必ずまかせられる所があります。

AIの使い方をお考えの方へ

新しいシステムを買う話ではありません。もうお支払いのAIを、仕事で使えるようにします。

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この記事を書いた人 飯田 ケント
株式会社ワンデイジャパン 代表取締役。企業研修講師。17年、プライム上場企業を中心に年100日以上登壇。論理的思考と課題解決が専門。

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